ひかわのこうぼう

模型を組み立てているだけです。それすら怪しいです。

鈴谷作成関係の記事一覧はこちらです。 試験公開中です。

鈴谷の作り方(失敗箇所あり)関連の記事を記載することになった経緯

結局懲りすぎたものが跋扈していて作ったことがない人が作ってみたいけどとっつきにくく感じて、その結果google検索をしてみるも、真鍮線とかエッチングとかパテ埋めとか削って置き換えみたいな記事ばかりで結局どうしたらいいのかわからない、という話が出たのでひとまず作成という段階までのものを作成しました。
何番煎じなのかわからないうえ、作成した本人が結局失敗していたという話でもありますが。
中央甲板と船体の間にできる隙間(4隅)は最初の段階で埋めるか迷ったのですが、「ま、いっかー」となった結果がこれです。




その他の部分についてはごく普通だと思いますので、助けになれば幸いです。

1/700 ウォーターラインシリーズ No.343 日本海軍 重巡洋艦 鈴谷 31343

1/700 ウォーターラインシリーズ No.343 日本海軍 重巡洋艦 鈴谷 31343


今後

作成してきたキットの失敗点や、注意しなければいけない点を個別に作成していくかもしれないし、していかないかもしれません。そもそも記載していく内容が間違っている可能性もあるため、非常に胃が痛いということもあります。こうしたものは好きに作っていいものですが、逆に言うとそれぞれに個性があるため、全てにおいて何かが通用するわけがないのです。接着剤の付け方や筆運びひとつとってもそうです。

鈴谷の船体への仕上げ剤の塗布について

アクリル溶剤系のクリアを吹き付けますが、現在この記事を書いている段階では日本全国が冬型の超大荒れの気圧配置になってしまっており、屋外作業ができない状態にありますので、仕上げ剤塗布の簡単な方法だけ記載しておきます。

使用するのはトップコート(GSIクレオスから発売されています)です。
鈴谷に関しては光沢とつや消しを2:1程度の割合で吹き付ける・・・つ も り でいます(前述のように大荒れの天気でして、いつ風がなくなるまで回復するかいまいち分かりかねます)

要するに缶スプレーには違いないので、これでもかというほどによく振って(いつもあまり使用しないものですので、使用する際には20秒とか30秒程度は振っています)噴き出し始めはかけないようにして(溶剤が固まって出てくるため、真っ白になります)、遠めの場所(20cmから30cm程度離れた場所)から、いつもはすーっという感じで軽く吹きかけています。
遠い場合はゆっくりと、近い場合は素早く動かさなければいけません(霧吹きで水をかけることを思い浮かべてください)。

軽く一巡したら、まずそれを2時間ほど乾燥させ、その後また同じ要領で吹きつけて乾燥させ、最後にもう一度吹き付けて乾燥させて仕上げます。

厚塗りはせず、ごく軽く吹き付けているので白く残ることもなく、効果も余り目立つことはありませんが、きちんと半分ほどつやは消えていて、それでいてそこまでざらついた感じは出ていない、といった感じになると 予 想 しています(前述のとおり現在は大荒れの天気ですので作業ができません)

艦載機へのクリアを吹き付ける際は、甲板に載せてしまう前に(固定する場合は、という意味です。私は飛行甲板に置いておくだけですが)、割り箸の先にマスキングテープなどでとりつけて、遠めから出始めと出終わりを省いて、ごく軽く吹きつけてください。余りに対象と近い場所であったり、ゆっくり吹き付けると白く泡立った塗料が残ってしまいますので注意してください。

デカールを貼り付ける際にも記述しましたが、ラッカー系は使用しないで下さい。デカールが溶けます。
デカールの経年劣化による剥がれ落ちを懸念するだけであれば、デカールの記事の際にも記述しましたが、筆で水性のクリアを塗ってやっても結局は同じことですから、デカールの上に塗装してやればいいです。

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