鈴谷の組み立てに使用したものについて
塗装色のことで気になる方がいらっしゃるのでまとめて記載します。
間に合うかはわかりませんが、ひとまず記載しておきますね。
指定塗装色について
タミヤの鈴谷で指定されている塗装色は次のとおりです。
説明書における指定色は全てタミヤアクリルです。
- X-11 クロームシルバー
- X-12 ゴールドリーフ
- XF-1 フラットブラック
- XF-2 フラットホワイト
- XF-7 フラットレッド
- XF-9 ハルレッド
- XF-24 ダークグレイ
- XF-53 ニュートラルグレイ
- XF-56 メタリックグレイ
- XF-57 バフ
- XF-63 ジャーマングレイ
- XF-64 レッドブラウン
逆に以下は私が使用したもの(用意する色の数が分かりやすくて済むかも?)です。ラッカー系が多くなります。理由は元々所持していたということもありますが、乾燥が速いという点からです。
乾燥を待つ時間がある方、または動物を飼育されていたり(特に鳥類や小さな哺乳動物)、小さなお子様がいらっしゃるようなご家庭で排気や空気の通り道に危険因子がある場合は、個人的には上述のアクリル塗料であったり、水性ホビーカラーやアクリジョンの使用を強くお勧めします(溶剤の毒性の話になります)。
特に鳥類に対する毒性が強烈(であると認識しています)なので、特に注意してください。
また、大括弧【】のなかには、その主な使用用途を記載しておきます。
大抵の船において用途は共通になりますので参考になさってください。
あと、塗料や接着剤は換気をおこないつつ使用してください。(特にラッカー系溶剤、接着剤。あといくら水性溶剤系といっても換気はおこなったほうがよいでしょう。そして火気厳禁のものばかりなので、火の気には十分注意してください)
・Mr.カラー
- C8 シルバー 【探照灯レンズ部分】
- C9 ゴールド 【御紋章】
- C33 フラットブラック 【煙突上部】
- C62 つや消しホワイト 【防水布】
- SC02 呉海軍工廠色 【船体およびカッターなどの外部塗装】
(呉海軍工廠色は「艦隊これくしょん旧日本海軍工廠標準色セット」を購入すると後述のリノリウム色も入っているので通常の特色セットを購入するよりも安く上がりますし、今後も他の船を作る際に便利です)
・水性ホビーカラー
- H17 ココアブラウン 【艦底色】
- H13 つや消しレッド 【艦載機尾翼】
思いのほか多いので漏れていないか心配になってきましたが、カッターの内部の色はタンで統一しました。(本来の指定では若干の差があります)
あらかじめお断りしておきますが、何度も言うように基本的な色は自由に塗っても構いません。
なんだか呉海軍だと色が明るいなあ、じゃあ軍艦色2の横須賀にしよう、いや、やっぱりもっと暗い色のほうが・・・じゃあ佐世保色に・・・などです。
→関連箇所
鈴谷の船体を塗る - ひかわのこうぼう
道具
詳細はまた記述出来たらいいな、と考えていますが、ひとまず羅列を。
分かりにくそうなものについては、amazonのアフィリエイトリンクを貼っておきます。
売り場で探すときや店員さんに聞くときの参考にしてください。
また、amazonは金額が高い場合が多いため、青で私が購入した際の大体の金額も記載しておきます。(全体的に本来高くないはずのものなので)
塗料系
- 塗料
- 筆
筆です。タミヤの3組200円程度の安いものを使用しています。茶色の細めの平筆と細い面相筆は複数本あると便利です。それぞれ70円~100円程度です。
- 調色用のさじ
クレオスのものを購入するとスポイトとセットで400円程度します。使った後はうすめ液で洗ってふき取って乾燥させてください。初めの頃は私はこれを購入せずに100円均一のストローを使っていましたが、ストローに入り込んで無駄になる塗料が多いので購入しました。
こちらのさじで塗料瓶の中の分離している塗料を混ぜ、塗料皿に少量出して使用します。
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- 塗料皿
10枚で80円とか100円ほどです。
原則的にこちらに塗料を少量だして、うすめ液で伸ばして使用します
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- うすめ液
Mrカラーはうすめ液で薄めて使用します。そのまま塗ると濃度が高い場合があります(色によるみたいですが)。逆に水性ホビーカラーは薄めて使用していません。塗料に対応した薄め液を使用してください。
筆を洗うとき、塗料皿の中で固着した塗料を溶かしなおすとき、塗りに失敗した塗料を落とす時などに使用します。(水性ホビーカラーは固まる前なら筆を水で洗うことが可能ですが、Mr.カラーの場合はうすめ液でしか取れません。薄め液は特段の理由がない限りは、塗料とセット、くらいのものです)
また、うすめ液のシンナーはプラモデル用のものです。建材用のものとは異なります。
塗料に対応した薄め液を購入してください。(プラモデル用以外を使用すると模型の本体が溶けますし、毒性も非常に強いので、絶対にやめてください)
まず模型を作ってみよう、という人なら中瓶程度でいいです。十分です。ヨドバシで180円程度です。
- スポイト
うすめ液を塗料皿に取るために必要になります。
家の環境上、よく言われる洗浄瓶は使用していません。
長いものを購入したので組で200円程度だった記憶があります。
- Mr.リターダーマイルド
Mrカラーはラッカー系の塗料で乾燥するのが早いため、私は場合によってこちらの添加剤を使って平面を塗りやすくしています。逆にすぐに乾燥して欲しい、粘度が高いほうが良いということで添加剤を入れないほうがいい場合もあります。入れすぎると乾燥しなくなりますので、塗料皿に出した塗料にごくごく少量を加えてください。
180円程度です。
- 塗料のスペア瓶
筆を洗うためのうすめ液を入れます。大体40ml程度の瓶でカチャカチャやってます。洗っては拭き、洗っては拭き、そして筆の穂先をそろえて乾燥させます。100円とか130円とかそういう感じです。
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切って貼る
- プラモデル用ニッパー
500円程度の赤い柄のついたものを使用していますが、もっと値段の張る、良いものを使用してくださってもいいです。
日曜大工用の針金を切るためのニッパーを部品とゲートの切り離しに使うと、高確率で部品が折れるのでやめてください(経験済)
- カッターマット
たまに映っている水色のものは8ヶ月前に100円均一で購入したものです。狭いのが難点ですが、18隻(ガムのおまけ2つを含む)作った今でも、いまだに現役で使うことが出来ています。
- デザインナイフ
100円均一で購入しました。刃先が欠け易く、彫刻刀ということもありかなりの切れ味なので注意してください。
傷口は治りにくいうえ、非常に深く切れ、痛いです(経験済)
- ピンセット
100円均一で購入しました。先がとがっているので注意してください。
高所から脚に落とすと刺さります(経験済)
- ピンセットその2
なくても良いのですが、おさえなくてもはさむ、挟み続けた状態で固定できるものです。家電量販店の模型売り場などで購入できます。ミネシマのF-17 クリップピンセット 110mm [工作ツール]というものがありますので、そちらですね。あると便利です。
約200円。
- ピンセットその3
なくても良いのですが、こちらは前述のものと異なり、先端が少し曲がっているものです。スライドマークを貼る際に使用したりしました。100円均一で購入しました。こちらも先端が鋭利ですので注意してください。
- 白いキャップの接着剤
良くあるタミヤのものです。こちらは粘度が高く、樹脂剤が配合されています。大きな瓶のほうが倒れにくいとは思います。
160円程度です。
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- 緑のキャップの接着剤
こちらは流し込み接着剤です。さらさらしており、毛細管現象によって隙間を這うように流れます。樹脂は入っていませんが強烈に溶かして接着します。換気をしてなるべく吸わないように注意してください。
250円程度です。
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- カッターナイフ
あると便利です。100円均一です。
日曜大工店で購入した3Mのものを使用していますが、ヨドバシなどの模型売り場で普通に販売されているものでいいと思います。
タミヤのものなら180円程度です。
- 金属製の定規
100円均一で購入しました。
マスキングのカットなどに重宝します。
- マークセッター
デカールを曲面に貼り付けるのに使いました。
190円程度です
タミヤからも同じ働きのようなものが出ており、そちらはマークフィットという名前です。私はクレオスの青い瓶のものを使用しています。
年末のクリスマス時期にヨドバシで見たときに、クレオスのマークセッターが売り切れていたので、ない場合はそちらも選択肢にはいるかもしれません。使ったことはありませんけど。(模型関係の用品というものは、全般的にそんな簡単にすぐに痛んだり、なくなるものでもないですし、追加購入はしていません)
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- タッパーや工具入れ
塗料の瓶や筆、接着剤をしまっておくものです。塗料や溶剤関係は特ににおいがする(キャップがはまっているはずなのに・・・)ので、タッパーに入れておくことをお勧めします。
100円均一で購入しています)
- ネイルケースや小物入れ
部品数が多く、細分化されてしまうので、取り付けるまでの部品の保管に使います。100円均一で購入しています。
駆け足になりましたが
このような感じです。
基本的に模型用品は高いものは大してないので(高額なものも使おうと思えばいくらでも使うことが出来ますが)、今後は使用している道具についても時間を見つけて記載していきたいと考えています。
安い物ばかりで申し訳ないですが、気楽に作れる、作ってもいいんだ、という話でやっているので、それでよかったのかもしれません。