ひかわのこうぼう

模型を組み立てているだけです。それすら怪しいです。

鈴谷作成関係の記事一覧はこちらです。 試験公開中です。

鈴谷の甲板の接着

注:先に甲板を接着して中央甲板の段差と船体の隙間を埋めるのであれば、塗装前にこちらから。

接着してから塗装する場合(甲板の隙間を埋める場合)は、船体との隙間をきっちりと埋めるように接着。その後、はみ出た接着剤を平面にならして、塗装します。つまり、甲板の接着と塗装の順が逆という話です。
初めの段階でこれはどうしようかな・・・と考えていて、きっちりと段差部分を処理したほうが綺麗だろうけど、今回は分けておこう、と考えた結果がこの隙間でした。
先に接着して塗装すればよかった・・・
そのまま載せていく場合は、船体との隙間がなるべく開かないように接着していきます。


甲板の裏面の作成


プラキャップは接着しません。接着剤がつく状態にはならない、してはいけない、ということです。周りのパーツで接着して固定します。
この場合の接着方法ですが、流し込みをしてしまうとどこまで流れ込んでいくかわかりにくいので、大きなプラキャップをはめるパーツ外周部と、接地面に少しはみ出るあたりに通常の接着剤を塗り、完全に固着させる・・・か、それか、瞬間接着剤を少量つけて接着してしまうか、そういった方法がよいと思います。
私は通常の接着剤でおこないました。

裏面に接着したパーツが艦底にも接着できるのではないか、とも考えたのですが、どうやら接着できないようなので、ここでしっかりつけておきます。

これは何のためかというと、後々、主砲を回転させることができる、そういったことのためです(接着していますので砲身は動きません)
接着しないプラキャップをはめ込んで主砲を回転させることが出来るようになっていますが、あまりまわすと指が主砲の砲身にあたるとひんまがる可能性があります(指の大きさもあるとは思うのですが)ので、余り触らないほうがよいと思います。

甲板の裏からプラキャップを固定する、というのは結構珍しい・・・のか、それとも私自身が余り出会ってこなかったからなのか・・・主砲の構造体の下部にはめ込む形のものはそれなりに見ましたが・・・まだそこまで作成していないからなのでしょうね・・・

この段階でひょっとしたら主砲をとりつけても問題ないかもしれません(もちろん甲板を雑に扱うことはできず、今後のレタッチをおこなう場合には多大な支障が出ます)取り付ける際は主砲の番号と場所に気をつけてください。また、接着せずに、中のプラキャップに差し込むようにしてとりつけてください。

後部甲板

甲板の裏面に接着剤を塗り、軽く接着後、後部の旗を掲揚するための棒付近に流し込み接着剤を軽く流しこみ、それ以外の場所も数箇所でそれをおこなって接着します。
上記のそれぞれの場所については、大して塗装がはげたり、侵食したりといった影響がないと思います。

中央甲板

甲板の側面に接着剤を塗って接着していきますが、そのままむやみにつけると接着剤がべったりとはみ出てしまいます。が、逆につけないと甲板が浮いて見えてしまうことになります。
このパーツには重点的につけて多少はみ出したとしても問題ない箇所が4箇所あります。
高角砲の銃座の接着箇所付近がそれでして、その場所には甲板を接着した後で上から高角砲の銃座をつけるため、外側からは見えなくなります。
周囲に漏れ出た場合はレタッチが必要となりますが、その4箇所についてはきっちり接着しても問題ありません。
前方と後方甲板の境界ですが、甲板同士があまりにういているとおかしく見えてしまうため、なるべく隙間をなくしておきたいところです。接着するしないはおまかせしますが(塗装後に接着する場合は塗料の流出に気をつけることが必要です。逆に、接着してから塗装する場合は問題ありません。はみ出た塗料部分を削り、壁面を筆で描くのみです)、中央甲板を接着する際にはその点を気を付けてください。


前方甲板

甲板の裏面に接着剤を塗り、軽く接着後に先端部分の両サイドあたりに流し込み接着剤を軽く流し込み、それ以外の場所も数箇所でそれをおこなって接着します。
中央甲板の下にもぐりこませるようにして接着します。少し船体の前方にせり出した形で接着することになると思いますが、それでかまいません。ほんの少しせり出している状態で正常です。

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