ひかわのこうぼう

模型を組み立てているだけです。それすら怪しいです。

鈴谷作成関係の記事一覧はこちらです。 試験公開中です。

鈴谷の煙突を作成する(その1)

胴体部分を接着した後で分けて塗装しておく


まず煙突上部以外の接着をおこないます。
接着に関しては、合わせ目を消すようにして接着する方法を取りますので、多めに接着剤を両面に塗って、押し付けて十分に乾燥するのを待ちます。
乾燥した後は横方向のモールドを削らないように、はみ出た部分を削り取り(デザインナイフを垂直に近い斜めに立てて軽くこするようにしていました)、船体と同じ色でまずは塗装しておきます。
完全に合わせ目を消すことが出来ていない!と、余り神経質にならなくても、仕上げていく段階で目立たなくなることが多いので余り気にしないで下さい。かえって、ガリガリと削ったり、むやみやたらと厚塗りをする過程で別部分の塗装がはがれてしまったりするほうが、見た目の整合性の意味で合わなくなることがあります。
煙突口のパーツはつや消し黒で塗装します。


ここでもそうなのですが、煙突口を直上から見たときに灰色の部分が見えてしまうと格好悪いので、煙突上部の裏側を塗装し、また、煙突内部もある程度塗装しておきます。


要点

  1. 煙突は左右に分割されているため、今回はきちんと合わせ目を消すようにします。(今回は、と記載した理由は、小さな排気管をつけるタイプの船も多数ありますので、ヘタに埋めてしまうとその排気管を煙突にはめ込むくぼみが埋まってしまうことになります。今回はそんなことはありませんから、接着して合わせ目を消してください。)
  2. 煙突口のパーツは裏面も塗装してください。また、煙突本体側も、口から少し内側までつや消し黒で塗装しておくと、良いかもしれません。
  3. かといって、余りつや消し黒の色を塗りすぎると煙突口が埋まりますので注意してください。
  4. 煙突の下側(湾曲している部分)も忘れないように塗装してください。勿論、接着剤をつけることが考えられる、甲板との接地面は塗装しないほうが良いです。
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