ひかわのこうぼう

模型を組み立てているだけです。それすら怪しいです。

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タミヤ WL31409 1/700 島風

5隻目はこちらの島風になりました。

実は衝撃が加わってしまったためにカッターが外れています。しかもWL互換パーツではすんなりとは取り付けることが出来ない(タミヤ駆逐艦の場合幅があわないため、カッターや内火艇の穴を一度パテで塞いだ後ピンバイスで新しく穴を開けなければいけません)ため、置いたままです・・・
ああ修理しておけばよかった・・・
近いうちに修理をします。その際にはパテ埋めなども記載しますね。(何度も言いますがこの場所はもっと気楽に作ってもいい、ということを前面に出す形の場所になります)

じつはこちらは1日で作るということをやった結果でして、これ以降やたら早く作ることが出来るものでも、なるべく丁寧に手を入れていくようにしました。
丁寧に手を入れなかったらこうなりました、ということで皆さんは気をつけてください・・・



船体色は少し暗いものにすれば良かったかもしれませんね。


キットについて

非常に古いキットになります。タミヤについて言うと実はこの年代のキットはそう珍しいものでもなく、販売されているものは結構多いです。
シンプルな構造をしている分、作りやすいのですが、昨今はよく鋼板なのかリノリウムなのかよく分からない駆逐艦が多く(例えばフジミの秋月は、塗装指定は軍艦色(つまり鋼板を想定しているという意味ですね)なのに、実際の船体にはリノリウムおさえのモールドがある(こちらはそのままリノリウムですね)という変な状況になっていたりします)、別メーカーの島風だとリノリウムの指定があります。
結局ズバッと塗ったのですけど・・・(塗った色は舞鶴工廠色です)


キットについては作りやすいです。
ダイカスト部品を使うとはみ出たりあわない感じはありますが、なんかこう、プラモデル的な雰囲気は出ます。


注意点

  • 船体後方の機銃砲座のすわりが悪いのをはじめ、場所によっては隙間が開いてしまう箇所も存在しているので、高さを調整したり、多少合わせる場面で削ったりするほうがよいと思います。
  • 後は小煙突の角度ですね。(なるべくピッタリと角度をあわせるという意味で)
    作った当時、なにを考えていたのかはわかりませんが、さっさと作ることだけ考えた結果がこれですので、きちんと作ってあげてください・・・
  • 喫水板がダイカストになっているので、船体とあわないようにみえます(私は、まずはそのまま作るという意味合いでもそのままつけましたが)余力があればプラ版などで自作しても良いかもしれませんが、普通に一隻目を作る分ならダイカストでいいと思います。

総じて

一部では爆発的な人気かつ、ある意味なんかこう・・・うーん、という感じを受ける島風ですが、実際はこんな感じの駆逐艦です。
キット自体古いものですが、気分転換に作るには良い規模のものですし、片手間にでも作っていくと面白いと思います。

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