フジミ模型 1/700 特Easy No.3 日本海軍航空母艦 赤城
今年に入ってから16隻目のもので、今月作成したばかりなのですが、年末ということでまとまったお休みを取得できる方が、こちらのキットを購入される可能性もあるかと思い、先に登録しておきます。
作成(組み立て)をおこなううえでの注意点も別エントリーで作成します。
気楽に作ることができるキット、という名目ですが実態は赤城は赤城でした。あと、フジミらしいパーツわけがなされていたりもしましたので、その点は覚悟が必要です。
今回この赤城の記事は短めになっています。
それは作成していく上での注意点を別記事で記載していこうと考えているからです。
(追記)作成する上で注意した点の別記事を掲載しました。
フジミ模型1/700特easy-3赤城(作成する上で注意したところなど) - ひかわのこうぼう
キット
キット自体の価格はサイズの大きな航空母艦ということもあり結構な値段がします。ヨドバシなどでも大体同じ位の価格帯です。(あと全長260m前後のクラスは模型がダイソーのものに入らないため、入れておくケースが模型専用のものとなり、ケースの代金が高くなります)
いつだったか記載したかもしれませんが、艦船模型は昔、お年玉やクリスマスのプレゼントで子供が組み立てるくらいのものなので、本来はその道具も含めて、そこまで高価なものではないのです。
キットの内容物(ランナーの数)や説明書についてはホビーサーチあたりを参照していただければお分かりになると思うのですが、中味は特シリーズですから、それなりにパーツが分けられています。
しかし、空母の難点である、
- 塗装面が非常に多い
- 甲板の塗りわけ
- 後からサイドに取り付けていく必要性からの塗装と接着の交互動作(特に筆塗りではそうなりがちです)
が解消されているという点で、本来の特シリーズの赤城を作成することに比べれば非常に楽であると個人的には考えています。
1/700 特EASYシリーズNo.3 日本海軍航空母艦 赤城
- 出版社/メーカー: フジミ模型
- 発売日: 2014/12/10
- メディア: おもちゃ&ホビー
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組みあがり(2015年1月10日写真追加)
Aircraft carrior Akagi 1/700 scale model. 赤城は確かに「赤」+「城」ですがred castleではなくMount Akagiなのにいつ修正されるのk
飛行甲板裏側も特段なにもしないそのままでも十分綺麗ですが、この支柱が難点となります(詳しくはmakingを参照してください)。
しかし、通路的なものもハセガワのものと比べながら見たのですが、結果的には例の最後まで分からなかった部品のように適当につけましたので、今度反省のために図書館で調べてきます。
あと、見えてしまっているので失敗箇所をバラしてしまいますが、切断した後修正がきかないため(塗装しないものなので)、喫水板が欠けてしまっています。
船関係がシールだと浮いて見えます。この点はmakingでも記述しましたが、塗装でもいいと思いますね・・・
柵状になっている部分も非常に曲がりやすく折れやすいので注意してください。(ゲートの場所が折れやすい場所にありますし、ゲートから切り離す順によってはどうあがいても折れる可能性もあります)
大体の場所で接着する場合もありますので、注意してください・・・(具体的には副砲の上の支柱になります。ここにはガイドが存在しません。説明書を見ながら当たりをつけて接着しました。)
シールに関する注意点、こうしたほうがよかったということなども、makingの記事で細かく記載します。
見た感じボコボコしたようには見えないのですが、近くでよく見てみると甲板上モールドの分だけシールの各所が盛り上がったりしているように見えます。
飾るとこうなります
少し見えづらいですが、ボコボコしたものは目立ちません。見えないといっても過言ではないです。
まだクリア剤の塗布が完了していませんし、艦載機を載せていませんが、これくらいのものが出来上がります。
感想
赤城のキットを作っているのだから赤城が出来上がるのは当然なのです(翔鶴や瑞鶴になったりはしません)。
一部のパーツ(甲板支柱や舷周りの多数の支柱)の長さがあわない点は非常に厳しいものがあるので、そちらについてはmakingとして別記事で記載します。
いいキット、だと個人的には感じます。
このクラスのキットなので、パーツの細分化や組みにくさなどは仕方がありませんが、塗装が不要、空母の顔とも言える飛行甲板(実際はそれに付随する艦橋(島型艦橋などですね)や煙突の部分もありますが)を思い切ってシールにしてしまう、そういった野心的な作品だと感じてます。
いきなりスケールモデルといわれる実寸縮小サイズの模型以外の分野から入られた方には結構厳しいキットだといえますが・・・
ここでmakingでなるべく難易度の高い部分を何とかできるようにします、とは断言できないんですよね・・・私でも結構作成で曖昧な部分がありましたので。
恐らく取り付け場所はあっている・・・はずなのですが。
そういう不安が残るくらいに結構部分では難しいキットですが、組みあがると上のような状態にはなりますので、是非挑戦してみて欲しいキットではあります。
時間はかかると思いますが、必ず自信にはなります。
(その際は鈴谷の作り方でも記載していたような、接着剤ははみ出すまでつけるのか・つけないのか、接着剤をはみ出さないようにするためにはどうすればいいのか、処理の方法は?、マストは?などを考えながら作ると楽しいと思います。)
・・・。と断言して、作れなかったぞゴルァみたいなことになっても困りますのでそのあたりは各自で判断をしてください・・・