ひかわのこうぼう

模型を組み立てているだけです。それすら怪しいです。

鈴谷作成関係の記事一覧はこちらです。 試験公開中です。

マスキングのテープの切断の基本について

鈴谷記事のところで記載した内容ですが
「どういうことなのかよくわからない」
ということでしたので、分かりやすくまとめましたので記載いたします。

鈴谷関係の記事での煙突塗り分けはこちら。


鈴谷の煙突を作成する(その2) - ひかわのこうぼう


ちなみに、写真のモデルはどうも色が説明書どおりの色指定だと変な状態になってしまっている、i-401ですが、作成中のそちらを使って説明をいたします。

カッターマットにマスキングテープを貼ります


カッターマットにマスキングテープを貼ります。
普段は再利用していたりするのですが(貼った状態の細切れが大量についていたのはそのせいです)今回のために9割がた剥がしました。
切れ端が一杯でしたからちょうどいい機会でした。
小さなプラスチックの破片やゴミがつかないようにします。
「使用しているカッターマットは高価なので、ズタズタになるのがいやだ」という方は、私のように安い100円のものを探して代用すると言う方法もあります。


切ります


ピンセットの先端部分の箇所には、一直線にデザインナイフで切断したラインが走っています。
他の箇所も同じように切断をして、必要な分だけ切り出します。
切り出す量は
「塗装をしない箇所」
をマスキングするのですから、「塗装がはみ出る」という危険性をあらかじめ考えて切り出しておくと安心ですし、塗装の際も楽に塗装出来ると思います。


はがします


切断した箇所を切り抜いて使用します。
こうすることで、テープ側面部に保管している段階で付着した細かいゴミや、製造時のギザギザした状態でマスキングすることを防ぐことが出来ます。剥がす際はピンセットを使用してください。


貼ります


貼り付ける際はなるべく、くぼんでいる場所や模様がある箇所は避けたほうが後々楽です。
凹凸のある箇所や両側はピンセットの先でおさえるようにして密着させます。


塗りわけをおこないます


今回もまず下地色で軽く境界面を塗装します。これは煙突の塗りわけの際にも記述をしましたが、いくら切断面が綺麗に見えたとしても塗装面がでこぼこしているということと、切断接着面自体も完全に綺麗な状態ではない、ということからです。(稀におこなわないときもあります)
この後何回かにわけて上面部の塗装はおこなって、合わせ目は目立たなくしました。


十分乾燥ののち剥がします


20時間ほど経過した後で剥がした状態です。
先端部分が少し余ったので塗る際に手で持つように出来たことは助かりましたけどね。
この後、塗装境界面のギザつきや、隅のほうのモールドで歪んでしまったがために漏れ出てしまった塗料の部分を修正しました。


基本的にはこういった形になります。
原則的に綺麗な場所を使っていく、という認識で構わないと考えます。

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