鈴谷の煙突を作成する(その2)
前回の煙突作成の回では接着をしていなかった上側煙突口を早速接着します。
煙突上部をマスキングして塗装する
マスキングをして・・・というのは塗りわけの基本動作になります。
- 塗装したい場所の周囲の下地を塗る。
- よく乾燥させる
- マスキングテープで塗らない場所との境界を作る。段差や模様の箇所などはきちんとピンセットの先でおさえて密着させるか、模様の箇所は避ける
- 下地色をマスキングテープの境界に軽く塗装する
- よく乾燥させる
- 塗りたい場所に塗装をおこなう
- よく乾燥させる
- マスキングテープをはがす
- 補正をするなら補正をする
境界に対する塗装は場合にもよるので、おこなう場合おこなわない場合、おこなうとしたらどれほどの濃度の塗料でおこなうのかなど、色々と私は考えていますが・・・ひとまず今回はこの方法を使用しました。
マスキングテープは、端を使わずに(テープの端という意味です。ゴミが切断面に付着していたり、ノリででこぼこしたりするためです)、内側をデザインナイフで切断して使用します。その際は直線の場合は出来る限り金属製の定規を使用してください。
塗装面は必ずしも一定に見えて一定ではありません。特に筆で塗装している場合はなおさらでこぼこしています。その面を平坦にする、などの工程をはさむことも考えられますが、一番手っ取り早く塗り分けをおこなうことができるのはこれではないかと思い、今回はこの方法にしています。
塗装面はでこぼこしているので、マスキングテープをしっかりとつけることは確かに必要なのですが、それでも表面からはみ出してしまったり、いくらマスキングテープをしっかりとデザインナイフで直線に切ったとしても、ギザギザとした部分が出てしまったりすることがあります。
そのため、あらかじめマスキングテープの場所に存在しているでこぼこした場所を、塗装で埋めた形がこういった方法です。
(追記:参考記事を追加しました)
マスキングのテープの切断の基本について - ひかわのこうぼう
塗りわけの塗装は、若干斜めになるように(煙突口と同じ傾斜程度で)塗り分けると見た目もよく仕上がります。
綺麗に塗り分けられると、ああこれで一仕事終わったという感じになります。煙突は結構目に付きますので、綺麗にしてあげたいところです。(白色を含めた塗りわけがある場合は特に目立ちます)
側面の細いパイプを接着する
先に接着・・・しようかとも思ったのですが、マスキングをする必要性があったので、後回しにしました。
まず塗装してから乾燥させ、ガイドとなる穴があるのでそちらに接着し(接着剤の付けすぎに注意してください)、乾燥するのを待って、塗り分けたものと同じ色で塗ります。
面倒だとは思いますが、細いパイプは少し浮いている場所があるので、見えないところもその場所の塗装色で塗装してください・・・立体物ですのでこういったことについては仕方がありません。勿論、接着前に先に塗りわけておいてくださっても結構ですが、接着剤で色がもしも流れ出したとき、流れ出る色が黒色の場合、細かい部分に入り込むと少し面倒だと思います。
要点
- マスキングは手順の鉄則に従って慎重におこないます。