フジミ模型 SW(旧) 1/700 神通
6隻目は古いフジミ模型の神通になりました。
甲板は説明書に軍艦色塗装の指定があったのでそちらで塗装しました。
本来はモールドも存在していますし、リノリウムだと思います。
light cruiser Jintsu
- 出版社/メーカー: フジミ模型
- メディア: おもちゃ&ホビー
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非常に古いキットで、こちらは軽巡洋艦の模型が実売で1000円しない時代のものです。
実は(ほぼ引退していらっしゃる状態の)模型屋のおじいさんに安く売っていただいたものです。
そのおじいさんのところには暫くいくことができていないので、元気ならいいんですけど・・・ちなみに私は正月お休みとはいえ、風邪をひいているので(実は昨日大雪の降る中で街中に外出した結果、風邪を引きました)うつしたら大変ということもあり、正月の挨拶にもいけませんが・・・
ひとまずキットについて。
キットについて
非常に古いもので、バリが多い、構造があわない、そもそも説明書にあるもの(突起や穴)が実際のパーツにはない、14cm単装砲の角度が決まりにくい・・・
など難はありますが、キット付属のパーツ(とWL共通パーツ)だけですが手を入れるとこうなります、ということで。
あと、錨がシルバー指定であったりと、なかなかに作っていて「?」となるキットでした。
覚えている限りで手を入れた箇所は記述しますが、今後買う方は作るという点含めて、こちらの青島のキットを購入なさったほうが色々と楽だと思います。
1/700 ウォーターライン No.351 日本海軍軽巡洋艦 神通 1942
- 出版社/メーカー: 青島文化教材社
- 発売日: 2008/03/03
- メディア: おもちゃ&ホビー
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私も作り直すとしたら、フジミの特神通より青島の神通を作ると思います。
理由としては、組みやすさと形のバランスです。(その場合は2隻目ということもあるので、艦隊これくしょんの神通改二と同じような色で塗装してもいいかもしれませんね。あの緑色の再現が難しいので、瑞鳳で作成して余っている迷彩塗装色で何とかしそうな気がしますが・・・)
注意点
- 段差などであわない箇所が多い
まず艦橋を積み重ねる段階であわないので、その段階で削ります。
横に21と22(1997年10月に印刷された説明書の番号の場合。艦橋横部分に貼るパーツです)を貼るため、それがフラットに貼ることが出来るように艦橋側を削る必要性があります。
また、取り付ける際にもパーツがあわないという場合が多いため、よく見て削っていきます。
また、船体横の窓についても少し目立つようにしたはずです。(あまり詳しくは覚えていませんが・・・)
- くぼみが存在しないため、パーツを取り付けることが出来ない
出っ張っている側を削ります。そちらのほうが楽と考えます。艦橋の上のほうであったと思います。
また、同じように穴が存在しない箇所や、穴が小さすぎてはまらない箇所も存在していますので、広げたりあけたりする必要性があります。
- パーツが甘い
バリもそうなのですが、それ以前に金型のせいかパーツが妙な形で固まっていたりするので、そこはWL共通パーツ(青島タミヤハセガワのキットについてくるディテールアップパーツです)を使用してある程度置き換えています。
わざわざ自分で作って自分の中で楽しむ以上は、高価なもので置き換える必要性はないので(対外的に関係する人がいる場面ではそうではないですが)、大抵そこにあるもので何とかしています。
- バラストはセロテープでとめていません
説明書ではセロテープでとめる指示がありましたが、それをしてしまうと経年劣化で硬化してしまって何にもならないので、ひとまず瞬間接着剤で固定しています。
総じて
古いキットにはよくあるのですが、そもそもパーツ同士があわないということが多数出るキットです。
ですが、きちんと手を入れて、怪しそうな場所はある程度パーツを置き換えてやることでこれくらいは出来ます、ということを学ぶことが出来たキットです。
あえて古いものに突貫してしまうと結構しんどいものがありますし、個人的にお勧めはしませんが、古いキットが売れ残っている、なら自分が作ってやろう、という感じで私は作成しました。(キットの箱の色ももう変色していて、凄く古いものでした)
そういったことも出来るのが模型です、ということで記事を書きました。